最近「酵素」って、耳にすることが増えましたよね。
「酵素ドリンクが、美容や健康、ダイエットに効果があるって話を聞いたから、酵素をとってみたい。」
「でも、市販の酵素ドリンクや酵素サプリは高いから、できれば手作りしたいな。」
と思っていませんか?
そんな方のために、ここでは、「節約のために」と酵素ドリンクを手作りしてみた私が、
酵素ドリンクの作り方&レシピをご紹介していきたいと思います。
- 酵素ドリンクを作るのには手間がかからない?
- 自分で作った酵素ドリンクは安全なの?
などの疑問にも、お答えしていきたいと思います!
スポンサーリンク
酵素ドリンクの作り方は?レシピ本を参考に作ってみたので、口コミレポします
用意する材料は?
まず、酵素ドリンクを作るにあたって必要な材料をご紹介します。
用意するもの
- 砂糖(上白糖)500g
- 果物や野菜(旬のもの※・今回はキウイ5個を使いました)500g
- ガラス製の広口瓶(手が入るぐらいの瓶、材料×2倍ぐらいの大きさ、耐熱のもの)
※「砂糖なし」のレシピも出回っていますが、砂糖は「保存料」の役割も果たしてくれているので、砂糖は基本は使った方がいいです。発酵に成功しやすいですし、酵素ドリンク自体、腐りにくくなりますす。
たったこれだけ。
すぐに揃えられますね(*^^*)
ガラス製の広口瓶は、総合スーパーだと「果実酒用のびん」として、だいたい売っています。
私も間違えて買ってしまったのですが、100均のガラスは耐熱でない可能性があるので気を付けましょう。
ちなみに、用意する野菜や果物は何でもいいのですが、できれば旬のものだと、栄養価が高いのでおすすめです。
- ダイエットには、キウイやグレープフルーツ、ミニトマト、ニンジン、りんご、
- 美肌には、ミニトマト、柿、大根、マンゴー、オレンジ
などがおすすめです。
酵素ドリンクができあがるまで、どのくらいかかるの?
時期や季節にもよりますが、酵素ドリンクを作り始めてから完成まで、約2週間ほどかかります。
(夏は比較的早めに、冬は比較的遅めに発酵します。)
また、朝晩毎日手でかき混ぜる工程があるので、少し面倒に感じてしまうかもしれません💦
この時点で、「以外に面倒くさいんだな…やっぱり手作りやめようかな?」と思われた方は、ほかにも酵素を取る方法があるので、こちらに飛んでみてください。
酵素ドリンクの作り方&レシピ
材料が用意できたところで、いよいよ酵素ドリンクのレシピ&作り方をご紹介していきましょう!
ガラス瓶は、事前に熱湯消毒しておいてください。
まずは、発酵させる果物(野菜)を切っていきます。
下の写真は少し厚めですが、キウイなどの固形フルーツならだいたい5mmぐらいの厚さに切っていきます。
(みかんなどなら、皮をすべて剥いたままの大きさで大丈夫です。)
そして、キウイと同量(ここでは500g)の砂糖も用意します。
結構入れる砂糖の量が多いので、「こんな一気に入れて、大丈夫なの!?逆にカロリー高くなってしまうんじゃないの?」と思ってしまいそうですが、
しっかり発酵させることができれば、砂糖の糖分は分解され、太りにくい甘みに変わっていくので、大丈夫です。
砂糖と果物(キウイ)の同量が用意できました。
この次の工程について、先にざっくり説明しておくと、
まず砂糖は、最後の仕上げ用に100g(1/5量)を残しておきます。
そして、砂糖100g(1/5量)→キウイ半分量(1/2量)→砂糖150g(3/10量)→キウイ残り(1/2量)→砂糖150g(3/10量)→仕上げ砂糖100g(1/5量)
の流れで、瓶に詰めていきます。
では、この工程を、写真付きで詳しく見ていきましょう。
まずは砂糖100g(1/5量)程度をとって、瓶の底に敷き詰めていきます。
そして次はキウイ半分量を砂糖の上に乗せます。
次に砂糖150g(3/10量)をまんべんなく乗せていきます。
そして、次に残りのキウイを乗せます。
そして砂糖150g(3/10量)を乗せた時点で、手を瓶の中に入れ、キウイと砂糖をなじませるように、下から上へ混ぜます。
ある程度混ぜ終わったら、残りの砂糖100g(1/5量)を入れ、
仕込みは完成です!
ちなみに、できた酵素シロップの仕込み分は、完全にふたをすると爆発の危険性があるので、
軽く(空気が少し通るぐらい)ふたをして、直射日光の当たらない、風通しのいいところに置いておきます。
ここまで出来たら、あとはかき混ぜていくだけ。
とはいえ、次の日からできるまでの約2週間、素手で、毎日朝晩かき混ぜてあげる必要があります。
なかなか手間がかかりそうですが、どんなふうに発酵していくか楽しみですね~!!
酵素ドリンクの発酵の過程は?
1日目
酵素ドリンクを仕込んで次の日の様子です。
砂糖が上の方に固まっていたので、砂糖を集めつつ、素手でかき混ぜます。
(私は1回につき60周ぐらい、かき混ぜていました。)
- 手の雑菌がつかないように、傷のない方の手でかき混ぜましょう。
- 手には、(良い)常在菌がいるので、石鹸ではなく、水で手を洗ってからかき混ぜましょう。
砂糖を集めて混ぜると、キウイから水分が出たからか、シロップ状の液体ができあがりました。
ある程度上手く混ぜられたと思うので、ふたをつけて、また風通しのいい涼しい場所に置いておきます。
10日目
たまに混ぜるのを忘れる日が1,2日ありましたが、10日目にして小さい気泡のような「つぶつぶ」が見えるようになってきました(初秋ごろに作りました。)
この小さい泡が出てくると、発酵が始まっている証拠です!
この時点で発酵し始めた感じはありましたが、まだ粒が小さいので様子を見てみます。
20日目(少し長く置きすぎたかも)
少しバタバタしていて、濾す時間がなく、20日目突入!
かなり大きい泡がブクブクと見えており、キウイ自体が浮かんでいるのがわかります。
発酵が進みすぎると、アルコール臭がして来ますが、この時点ではアルコール臭はしないのでギリギリセーフ。
気候や温度条件にもよって異なりますが、目安は2週間程度。
小さな気泡が表面にたくさん浮いてきたら「発酵完了」と考えていいでしょう。
とはいえ、さすがにこれ以上置いていたら発酵が進みすぎそうなので、次はいよいよシロップを濾す作業に入っていきたいと思います。
下に保存瓶やボウルを用意し、ざるで濾していきます。
(↓は瓶が少しが小さいので、少しこぼれてしまいました。ボウルなど少し大きめの入れ物にこす方が良いと思います。)
シロップは粘度が高いので、できればこのまま1日ほど、「シロップが垂れきるまで」置いておきます。
そして、濾し終わったら、
やっと酵素シロップの完成!!
ざるで濾すので、小さなキウイの破片が入る場合があります。気になる方はガーゼなどで濾してください。
出来上がった酵素ドリンクは冷蔵庫などで保存し、2~3か月以内には飲み切るようにします。
ちなみに、残った果肉も食べることができますよ♪
酵素がたっぷり含まれているので、一緒に冷蔵庫に保存して、ヨーグルトなどに混ぜて食べても大丈夫です(*^^*)
酵素ドリンクを作る際、気を付けるべきことまとめ
酵素ドリンクを作る際、いくつか気を付けてほしいことがあるので、まとめてみました。
これらを怠ると、酵素ドリンクがうまく出来上がらない可能性があるので、気を付けましょう。
毎日素手でかき混ぜること
酵素ドリンクを成功させようとしたら、「毎日」「朝晩」「素手で」かき混ぜることが大事です。
「素手」でかき混ぜることによって、手についている良い常在菌を入れ込むことができ、しっかり酵素の発酵を促すことができるからです。
手荒れしている手ではかき混ぜない
逆に「手荒れ」をしている人は、酵素ドリンクを作るのは難しいかもしれません。
傷口についた「雑菌」が入り込んでしまうことがあるからです。
雑菌が入ると、酵素ドリンクの持ちが悪くなったりしてしまうことがあります。
なので、混ぜるときは傷口のない手で行うようにしましょう。
夏と冬は作り方を変えて
酵素ドリンクを、夏や冬作をうとすると、少しコツが必要になってきます。
なぜなら、夏は「発酵が進みすぎることがあるから」、冬は「発酵が全く進まない可能性があるから」です。
なので、夏はなるべく涼しい場所に置いたり、冬はタオルにくるんだり工夫する必要があります。
うまくできたとしても、夏は虫が発生することもあるので、夏に酵素シロップを作るのは、難易度が高いかもしれません。
酵素ドリンクができあがったとき、こぼさないように
酵素ドリンクはできたとき、こぼさないように注意しましょう。
「何言ってるの?」と思われるかもしれませんが、出来上がった酵素ドリンクは、結構ぬるぬるして、滑りやすいです。
私は横着して、サイズの合わない保存瓶に直接こしてしまったので、やってしまいました💦
20日間毎日混ぜて、大事に育ててきたのに、私のようにトホホ…な結果にならないように、最後まで気を抜かないようにしましょう(;^ω^)
スポンサーリンク
出来上がった酵素ドリンクの扱いで気を付けるべきこと
酵素ドリンクを取るのは1日60mlまでを目安に
出来上がった酵素ドリンクは、シロップ状でめちゃくちゃ甘いので、水や炭酸で薄めて飲んだり、ヨーグルトにかけたりして味わいます。
美味しいし、健康やダイエットにもよさそうなので、ついついやってしまいがちなのが「酵素ドリンクを摂りすぎること」。
「一定量を守れば体にいい」といわれている酵素シロップですが、摂りすぎると、どうしてもカロリーオーバーになってしまいます💦
効果がすごいのでどんどん摂りたいのですが、1日60mlぐらいで我慢をしましょう(´;ω;`)
熱を通さずに摂ること
市販の酵素ドリンクはきちんと管理されており、熱を通しても大丈夫なものもあります。
でも、「酵素」というものは基本的に熱に弱く、ものによりますが、50度程度になると動きが弱まります。
なので、手作りした酵素ドリンクは「過熱は絶対にしないで」食べたり、飲むようにしましょう。
過熱してしまうと、せっかくの酵素の働きがなくなってしまうからです。
出来上がった酵素シロップは冷蔵庫で保存。3ヶ月以内に使いきるのがおすすめ
酵素シロップは、特に夏は常温で置いていると、発酵がどんどん進んでいって、アルコール臭がしてきます。
そうなると、もう飲めないですよね。
なので、作った酵素ドリンクは、「冷蔵庫に入れ」、「なるべく早く(2~3か月以内に)飲み切る」ことをおすすめします。
自作の酵素ドリンクは本当に安全?デメリットはないの?
ここまで酵素ドリンクの作り方やレシピをお話ししてきましたが、そもそも自作の酵素ドリンクは本当に安全なのでしょうか?
結論から言うと、この工程をしっかりして、しっかり発酵できていれば「安全」だし、美容やダイエットにも最大限に効果を発揮してくれるでしょう。
ただ、自作の酵素ドリンクのデメリットもあります。
- 発酵に失敗したら、太りやすいただの砂糖水を飲んでいることになる
- 手間がかかる(15日~20日ほど毎日朝晩混ぜ続けないと発酵できないことがある)
- 自作の酵素ドリンクで、「逆に太った」「血液がドロドロになっていた」という口コミもある
- 常温で酵素ドリンクを作っていると、夏にコバエが卵を産み付けて大変なことになった
- 冬はなかなか発酵しない
と、本物の酵素ドリンクを作るまでには意外に手間やリスクをとらなければいけません。
私も初めは「家で簡単に健康になれたら…!」という思いで意気揚々と手作りをしてみたのですが、
手間の割には、自作の酵素ドリンクでは、体調にいまいち変化が見られないし、むしろ冷えやすくなった気がして、思い描いていた「酵素で健康な生活」とは違う気がしてきました💦
(「酵素の発酵には1年かかるので、自作の酵素ドリンクは砂糖水を飲んでいるのと同じだ」という説もあります。)
酵素ドリンクを手作りする場合、こういったリスクがあることも、一応頭の中に入れておかなければなりません。
とはいえ、
「発酵をうまくさせる自信がある!」
「どうしても自分の手で、酵素ドリンクを手作りしてみたい!」
という方はぜひこのレシピを参考に作ってみてくださいね。
ただ、私のように
「リスクを取ってまで、酵素ドリンクを手作りするほどでもないな…」と思われている方は、他にも酵素を取る方法はあるので、その方法をご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
酵素ドリンク手作りの他に、酵素をとることができるの?
酵素をとるには酵素ドリンクだけ!と思われているかもしれませんが、
普段の食生活を少し見直すだけでも、酵素たっぷりの生活を送ることができます。
例えば、生野菜やフルーツにはたっぷりの酵素が、また、みそや納豆にもたっぷりの酵素が入っています。
なので、普段の食事でこれらをできるだけ多く取るように心がけましょう。
先ほどもお話ししたように、生野菜やフルーツの酵素は加熱することによって働きが失われるれるので、できるだけ生で、
また、みその酵素は「約60度」だとぎりぎり生きているようなので、熱過ぎないお湯に溶かして取るのがおすすめです。
これらの酵素をたっぷり含んだ食材を「食事前」にとることによって、体中に酵素をいきわたらせることができ、結果的に体が軽くなったり、体重も落ちる効果が期待されます。
詳しい「酵素の取り方」はこちらの記事も参考にしてみてください>> 酵素ドリンクを使ったダイエットで2週間で3キロ痩せたやり方を口コミ。効果的だった飲み方は?食事方法は?
実際私も酵素食に移行してから、自作の酵素ドリンクでは得られなかった効果(頭痛がましになった、体が軽くなったなど)がどんどんと出てきました。
効果が出た口コミはこちら>>酵素の効果は?酵素をとるようになってから、私に起こった体の変化を詳しく口コミ(工事中)
ただ、酵素生活の唯一の欠点は、どうしても飽きてくること。
毎日同じような「生野菜」や「フルーツ」だけをむしゃむしゃ食べていると、さすがにドカ食いしたくなることがあります。
たまには甘いものを食べたいし、休日は外でラーメンやハンバーグだって食べたいし飲みたいです。
なので、ハメを外すときは、私は酵素ドリンクやサプリで補っています。
(1週間に1,2回ハメ外していますが。笑)
酵素ドリンクは、めちゃくちゃ種類が多く、その中でも添加物や保存料の入ったものが多いので、きちんと選ばないといけませんが、
無添加の酵素ドリンクは、やっぱりきちんと管理されたものだけあって、
酵素シロップを飲んでいた時よりも、毎日酵素食だけを食べていた時よりも、明らかに体は軽くなり、目に見える効果も出てきました。
酵素ドリンクは高いので、初めは私も「続けていくのは無理やろ…」と思っていたのですが、
自作酵素ドリンクで砂糖の糖分が分解されず、血液どろどろになるリスクを考えたら、やっぱりきちんと製造されたものの方が、結局安心して飲むことができました。
先ほどご紹介したような「普段は生野菜や発酵食品中心食で、朝食前、夕食前だけ酵素ドリンクを飲む。外出時だけ酵素サプリを飲む」という生活なら、酵素ドリンクもサプリも2~3ヶ月持たせることは可能です。
そうすると1か月1,000円~2,000円で済みますよね。
同じようにもし軽い気持ちで「高いから酵素ドリンクを手作りしたい」と思われているなら、
もしかすると、酵素食と市販ドリンクを組み合わせて取る方が、逆に、手っ取り早く健康にもダイエットにも効果が期待されるので、コスパはいいのかもしれません。